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2005/09/02/X/beautiful-subpixel-rendering

ノートでXを使っている人に朗報。

パッチを見ると、適応範囲がlibXftのみなので、失敗してもすぐ戻せるようだ。 ので、さっそく試してみた。

よくあることだが、 OpenBSDの公式配布のXftのバージョンが合わないのか、パッチは当たるのだが、 ビルドに失敗する。

で、パッチを見るに、 hmul, vmulがそれぞれ(hmul_1, hmul_2)と(vmul_1, vmul_2)に差し替えられているのだが、 上記パッチではどうも完全に置き換えられていないのが原因のようだ。 そこで残りを hmulを(hmul_1 * hmul_2) vmulを(vmul_1 * vmul_2) と手で修正してビルド完了。

インストール後、Xを再起動させてみたのだが、 なによりもboldが以前よりくっきりと美しくなった(このパッチの売りは細いフェイスの場合なのだろうけど)。

スクリーンショット取るの忘れたので紹介できない。残念。

まあおおかたこれで満足なのだが、 ただ、私の環境では、 いまのノートだと解像度がそれほど高くないので、 ~/.fonts.confは

 <match target="font" >
  <test compare="more" name="size" qual="any" >
   <double>9</double>
  </test>
  <test compare="less" name="size" qual="any" >
   <double>15</double>
  </test>
  <edit mode="assign" name="antialias" >
   <bool>false</bool>
  </edit>
 </match>

のように9〜15ptまでではアンチエイリアスを切るように設定しているので、 あまりうれしくはない。うれしさの度合はdpi次第かも。

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