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HSPのFAQ:EXEにすると起動できない


概要

スクリプトエディタから(スクリプトソースから直接)実行した場合は正常に動作するのにEXEファイルにすると以下のいずれかのようなエラー(*1)をだすか強制終了して起動できない。
または、フォルダを変更すると同様の症状が発生することがある。

  • 無効なEXEです
  • Startup failed.
  • xxxxxxxが見つかりません
  • #Error xx(改行)-->内部エラーが発生しました(xx)

対象

  • HSP2.xx
  • HSP3.xx

原因や対策1

start.axをPACKFILEに含めなかった場合はEXEが動作しません。 バージョンによってはEXEファイルと同じフォルダにstart.axを置いた場合にも動作することがありますが非推奨です。 必ず、start.axをPACKFILEに含めてEXEにしてください。

原因や対策2

HSP拡張ランタイムなどで必要なDLL等をカレントディレクトリまたはパスの通っているディレクトリ(フォルダ)に置いてない場合、起動できません。 スクリプトソースファイルや開発用ディレクトリをHSPのインストールフォルダにしている場合、気がつきにくいですがEXEファイルにした場合に上記以外のEXEを置いても動作しないので該当DLLもコピーしてください。 配布時はDLLも一緒に配布する必要がありますがライセンス上、再配布禁止のDLLもありますので(*2)ご注意下さい。 また、DLLはPACKFILEに含めることができません(パッキングしても利用できない)。

原因や対策3

内部エラーの場合は、HSP3のFAQ:エラーメッセージの意味と対処法が分からないなどをご覧下さい。 HSP2.xxの場合は、付属のヘルプでエラー内容をご確認ください。

原因や対策4

その他の原因不明の問題です。
HSP自体の不具合から環境依存の問題など比較的広範囲の原因が考えられます。 この場合、掲示板に再現手順などをできるだけ正確に報告してください。

注釈

  • (*1)
    バージョンによって多少表示が異なったりします。完全に同一とは限りません。また、ここに記述されていないエラーメッセージがでる場合もあります。
  • (*2)
    hspcmp.dllなど。その場合は、配布元(入手先)のURLなどを記述する必要があります。