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HSP2.6:HSPPROG:システムリファレンス


システム変数一覧

次の変数はシステム起動時、または特定の命令を実行した時に自動的に値が代 入される変数です。普通の変数と同じように参照することができます。ただし 、システム変数に対して値を代入することはできません。 (ただし、モジュー ル内では例外的に、値を返すためシステム変数に値を代入することが可能です)

変数名 設定される内容
system ??
hspstat HSPランタイムの情報を取得する(*1)
hspver HSPのバージョン番号(*2)
cnt repeat〜loopループのカウンター
err エラーコード
stat 色々な命令のステータスなど
dispx ディスプレイのX方向解像度
dispy ディスプレイのY方向解像度
paluse Windowsがパレットモード(256色)の時は1、それ以外の時は0
mousex マウスカーソル-X
mousey マウスカーソル-Y
rval RGBカラーのR(赤)輝度情報
gval RGBカラーのG(緑)輝度情報
bval RGBカラーのB(青)輝度情報
cmdline コマンドラインに渡された引数の文字列
winx 現在のウインドゥ描画エリアXサイズ
winy 現在のウインドゥ描画エリアYサイズ
strsize getstr命令で読み出したByte数
csrx カレントポジションのX座標
csry カレントポジションのY座標
windir Windowsがインストールされているディレクトリパス
curdir カレントディレクトリパス
exedir 起動したEXEファイルのあるディレクトリパス
refstr ファイルダイアログで選択されたファイル名
prmx ginfo命令で取得されるX値
prmy ginfo命令で取得されるY値
looplev repeat〜loopのネストレベル
sublev サブルーチン(モジュール)のネストレベル
wparam 割り込み時に保存されるWindowsのシステム値(wParam)
lparam 割り込み時に保存されるWindowsのシステム値(lParam)
iparam 割り込み要因を示す値
  1. 以下の情報がすべて合計された値になります。
    ( デバッグモード = 1 )
    ( IMEが有効 = 2 )
  2. バージョンコード + マイナーバージョンコードの値になります。
    (2.5は$0205??になる)

HSPシステムの許容範囲

現バージョンでのシステムリソースの許容範囲は以下の通りです。この値をオ ーバーしてしまった場合、正常な動作の保証はできません。

ソースファイル(.AS)の最大サイズ 無制限
オブジェクトファイル(.AX)の最大サイズ 無制限
HSPスクリプトエディタの最大ファイルサイズ(Windows95/98/Meのみ) 48000bytes(変動あり)
宣言できるラベルの最大数 4096個
宣言できる変数の最大数 4096個
識別されるラベル・変数の最大文字数 59文字(半角)
命令内で使用できる文字列の最大 65535文字
変数に保持できる文字列の最大 無制限
変数に保持できる配列の最大 無制限(ただし4次元まで)
定義可能なプラグインの最大数 2730
プラグインで拡張可能な命令最大数 4096
定義可能なモジュールの最大数 2730
モジュール内のユーザー定義命令最大数 4096
1画面内のボタン最大数 64個
表示できるウインドゥの最大サイズ 無制限(メモリが許す限り)
表示できるMAG画像の最大サイズ X方向/Y方向無制限
表示できるJPEG画像の最大サイズ X方向/Y方向無制限