More ... | HSP2.6:hsprun
拡張ランタイムマネージャマニュアル ver0.5はじめに拡張ランタイムマネージャ(HSPERUN)は、 各種拡張ランタイムモジュール(HRT)を選びHSP拡張プラグインの機能をDLLなしで実行するEXEファイルを作成するためのツールです。 これは、Hot Soup Processor ver2.6をサポートする周辺ツールです。 拡張ランタイムマネージャは、GUI操作によりランタイムを選択して実行ファイルを作成するツールです。 同様の処理を、HSPスクリプトの#packopt命令で指示して自動的に実行ファイルを作成することも可能です。 HSP拡張ランタイムとは
ランタイムマネージャの使用方法[packfileのあるディレクトリ] packfileが置かれているディレクトリを指定します。「参照」ボタンで、 ディレクトリツリーから選択することが可能です。拡張ランタイムを使用した実行ファイルを作成するためには、 通常のEXEファイル作成と同様に、まずスクリプトエディタの「packfile編集」でpackfileを作っておく必要があります。 [使用するランタイム] 実行ファイル作成に使われる拡張ランタイムを指定します。拡張ランタイムは常に、実行されたランタイムマネージャーと同じディレクトリにある「runtime」フォルダ内の「hrt」という拡張を持つファイルが検索されます。 [ファイルタイトル名] 実行ファイルの名前を指定します。EXEなどの拡張子は必要ありません。 下にあるコンボボックスによって、 「標準実行ファイル(EXE)」 「フルスクリーン実行ファイル(EXE)」 「スクリーンセーバー(SCR)」 を選ぶことができます。 [起動時にメインウインドゥを非表示にする] チェックすることで、起動時にメインウインドゥが非表示になる実行ファイルを作成することができます。 標準ではOFF(チェックなし)になっています。 スクリプトエディタで実行ファイル作成時に表示されるダイアログボックスと同様の設定です。 [ウインドゥ初期サイズ] 起動時のメインウインドゥサイズを指定します。標準では640x480になっています。 スクリプトエディタで実行ファイル作成時に表示されるダイアログボックスと同様の設定です。 [作成] 設定された内容をもとに、実行ファイルを作成します。実行ファイルは、packfileのあるディレクトリと同じ場所に作成されます。 [閉じる] ランタイムマネージャを終了します。 同梱されている拡張ランタイムについてアーカイブには以下の拡張ランタイムが同梱されています。 使用する際の参考にしてください。 [hsp2c.hrt] コンパクト版HSPランタイムです。 標準のHSPから、JPEGファイルロードの機能だけが削除されています。 ツールなど、JPEGファイルを使う必要がない場合には実行ファイルをコンパクトにすることができます。 [hsp2max.hrt] HSP+HSPEXT+HSPDA+HSPSOCKランタイムです。 標準のHSPに、 HSPEXT.DLL(拡張命令プラグイン)、 HSPDA.DLL(データアクセスプラグイン)、 HSPSOCK.DLL(TCP/IP通信プラグイン) を追加したものです。高機能なツールなどの実行ファイルに使用できます。 拡張ランタイムの使用規定拡張ランタイムを使用した場合の使用規定は、それぞれのランタイムモジュール(HRTファイル)の作者に従ってください。 同梱されているランタイムサンプル(hsp2max.hrt, hsp2c.hrt)の使用条件は、HSP2本体と同様です。 営利、非営利を問わず自由に使用してかまいません。 拡張ランタイムを使って作成したEXEファイルの配布は、 自己の責任において十分にテストしてから行なってください。 更新履歴ver0.5
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