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HSPHelp:break


break

break [ループから抜ける]

説明

HSPHelp:repeatHSPHelp:loop間のループから、強制的に抜け出します。

    repeat 5
    if cnt=2 : break
    mes "繰り返し["+cnt+"]"
    loop

上の例では、システム変数が2になった時点、つまり3回目のループになると、 HSPHelp:if命令の判断によって、HSPHelp:break命令が実行されるしくみになっています。 HSPHelp:break命令が実行されると、繰り返しの回数がまだ残っていても、 強制的に繰り返しから抜け出し、HSPHelp:loop命令の次にある命令から実行を続けます。 HSPHelp:break命令以降(上の例では、HSPHelp:mes命令)は実行されません。この命令を使うと、 たとえば次のようなスクリプトが作成可能です。

    repeat
    getkey a,1
    if a>0 : break
    await 10
    loop

上のスクリプトでは、マウスの左ボタンを押すまで待つループになります。 HSPHelp:repeat命令の回数指定を省略すると無限ループになるので、 それを利用してボタンの状態が1になるまでは、 ずっと同じところを繰り返すようになっています。ボタンが押されると、 HSPHelp:break命令が実行され繰り返しから抜け出します。

備考

ver2.6標準命令

参照