HSPHelp:for

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for

for val,p1,p2,p3                        [指定回数繰り返し開始]

    val : 変数名
    p1(0) : 初期値
    p2(0) : 終値
    p3(1) : 増分

説明

パラメーターとして変数名、初期値、終値、増分などを指定すると、 HSPHelp:for〜HSPHelp:nextの間を指定回数繰り返します。カッコ内は省略した場合の値です。 変数名は省略できません。指定された変数をカウンターとして使用し、 初期値から始まって、１回繰り返すごとに増分を足していきます。終値に達した時点で、 繰り返しから抜けます(終値はループに含みません)。最初から終値の条件が満たされている場合は、 繰り返しを実行しません。また、HSPHelp:_continue?、HSPHelp:_break?マクロによって再開、脱出が可能です。

        for a,0,5,1
        mes "A="+a
        next            ; aが0から4の間(５回)繰り返す

この例では、変数aは0,1,2,3,4と５回繰り返してループを終わります。増分にマイナス値を指定することも可能です。

        for a,5,0,-1
        mes "A="+a
        next            ; aが5から1の間(５回)繰り返す

この場合、変数aは5,4,3,2,1と５回繰り返してループを終わります。 HSPHelp:for〜HSPHelp:next制御は、プリプロセッサのマクロ機能を使って実現されています。 CやJava等に近い記述をしたいような場合にお使い下さい。初心者の方には、 HSPHelp:repeat〜HSPHelp:loop命令か、HSPHelp:if命令による繰り返し記述を推奨します。 HSPHelp:forマクロは、内部でマクロ展開後に特殊なプログラム制御命令HSPHelp:exgotoを生成します。

備考

ver2.6標準命令

参照

• HSPHelp:_continue?命令
• HSPHelp:_break?命令
• HSPHelp:next命令
• HSPHelp:exgoto命令