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HSPHelp:objprm


objprm

objprm p1,p2                    [オブジェクトの内容を変更]

    p1=0〜(0) : オブジェクトID指定
    p2 : 変更するパラメータの内容

説明

HSPHelp:button命令やHSPHelp:input,HSPHelp:mesbox命令などで画面上に配置したオブジェクトの持つ内容やパラメータを変更します。

p1には、オブジェクトIDを指定します。オブジェクトIDは、 0から順番に画面上に表示したオブジェクト1つ1つに割り当てられていく番号です。 が持つIDで、通常置いた順番に0,1,2…の番号が割り当てられます。 ここで指定されたオブジェクトをp2で指定したパラメータで変更します。 p2で指定するパラメータはオブジェクトの種類によって異なります。 オブジェクトによって、文字列を指定するものや、数値を指定するものが分かれています。詳細は下の表を参照してください。

オブジェクトp2の指定
ボタン ボタン文字列の変更(文字列)
入力ボックス(数値) 入力内容の変更(数値)
入力ボックス(文字列) 入力内容の変更(文字列)
チェックボックス チェックのON/OFF(数値)
コンボボックス コンボボックスの内容変更(文字列)
リストボックス リストボックスの内容変更(文字列)

たとえば、チェックボックスを示すIDを指定してから、p2のパラメータに1を指定すると、 チェックボックスを強制的にONの状態に変更します。この場合、 チェックボックスの内容を保持する変数の値も自動的に書き換えられます。

入力ボックスの内容なども同様に変更できます。HSP ver2.4以前では、 HSPHelp:title命令を使用して入力ボックスの内容を書き換えていましたが、 ver2.4以降はHSPHelp:objprm命令を使うことを推奨します。 (HSPHelp:title命令でのオブジェクト内容変更も互換性のため残されています)

入力ボックスの内容を変更した場合には、自動的に入力ボックスに入力フォーカスが設定され、 ボックス内にカーソルが表示されます。

備考

ver2.6標準命令