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HSPHelp:onexit


onexit

onexit *label                   [強制終了時にジャンプ]

    *label : ラベル名

説明

クローズボックス(ウインドゥ右上の終了ボタン)を押した時に、 自動的にジャンプする場所を指定します。

通常は、クローズボックスを押すとどのような時でも強制終了してしまいますが、 この命令が実行された以降は、クローズボックスを押すとHSPHelp:onexit命令で指定したラベルにジャンプし、 そこから実行を続けるようになります。

終了時に確認メッセージを表示したい時、終了したらデータを保存するようにしたい時などに使います。

この命令が実行されると、HSPHelp:end命令以外ではスクリプトの実行が止められなくなるので、 十分に注意して使ってください。

HSPHelp:onexitでジャンプされた直後は、システム変数iparamに終了要因が値として保存されています。 iparamが0の場合は、ユーザーの意思でプログラムを終了。 iparamが1の場合は、 Windowsシャットダウン(再起動または電源OFF)による終了です。 Windowsシャットダウン時の終了処理には、HSPHelp:awaitHSPHelp:waitHSPHelp:stop命令などで システムにアイドルタイム(待ち時間)を発生させた場合には、シャットダウン処理を中止します(シャットダウンされません)。 HSPHelp:awaitHSPHelp:waitHSPHelp:stop命令を使わずにHSPHelp:end命令で終了した場合には、そのままシャットダウン処理が継続されます。

終了時ジャンプの一時的なON/OFFをすることも可能です。

        onexit 0

で一時的に割り込みを停止します。

        onexit 1

で一時停止した割り込みを再開させることができます。

備考

ver2.6標準命令

参照