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HSPHelp:wait


wait

wait p1                 [プログラムの実行を一定時間だけ中断]

        p1 : 待ち時間(10ms単位)

説明

プログラムの実行を一定時間だけ中断します。

p1に待ち時間の長さを指定します。単位は10ミリ秒になります。 (1ミリ秒=1/1000秒)

        repeat
           wait 100                             ; 毎回1秒待つ
           gettime sec,6
           title "count: "+cnt+" sec: "+sec
        loop

CPUの速度に関係なく、どんな機種でも同じ待ち時間になります。 p1に0を指定した場合、または省略をした場合は、前回と同じ時間だけ待ちます。

HSPHelp:await命令を使うとHSPHelp:wait命令よりも高精度で細かいウエイトが可能ですが、 HSPHelp:wait命令よりもCPUのタスクを消費します。 リアルタイムに画像を書き換えるなどの処理でなければ、 HSPHelp:wait命令を使用した方がCPU(Windows)の負担が軽くなります。 常にデスクトップに配置するようなアクセサリにはHSPHelp:wait命令を、 ゲームアプリケーションなどにはHSPHelp:await命令を使うといった使い分けをするといいでしょう。

HSPでは、他のWindowsタスクに処理時間を渡すために長い時間ループが 起こる可能性がある場所にはHSPHelp:waitHSPHelp:await命令を入れることを推奨しています。 HSPHelp:waitHSPHelp:await命令がない命令の中を 長い時間ループするようなプログラムを実行すると、 ウインドゥをドラッグしにくくなったり、他のタスクに移るのに時間がかかったりします。

グループ

プログラム制御命令

備考

ver2.61標準命令

参照