[Top Page][Edit][Discussion][Edit History][All Pages][Recent Changes][->Japanese]

HSPHelp:memfile


memfile

memfile p1,p2,p3                        [メモリストリーム設定]

    p1=変数 : ストリーム対象となる変数名
    p2=0〜(0) : バッファのオフセット
    p3=0〜(MAX) : バッファのサイズ

説明

メモリストリーム機能によってファイルの替わりとして扱うメモリ空間を持った変数を設定します。 p1で指定された変数は、これ以降に「MEM:ファイル名」で指定されたファイルの読み出し元となります。 p2で、オフセット(読み出す際の先頭位置)を指定します。0が指定されるか省略された場合は、 バッファの先頭から読み出されます。 p3で、読み出す対象となるサイズを指定します。 0が指定されるか、省略された場合は、変数のバッファ全体が対象となります。 メモリストリーム機能を使うことで、「picload "MEM:a.jpg"」と指定すれば変数バッファの内容を 画像ファイルとして扱うことが可能です。ただし、HSPHelp:picload?命令やHSPHelp:sndload?命令など拡張子をファイル 種別として判断している場合には、ダミーのファイル名(「MEM:a.jpg」など)を指定するようにしてください。 また、拡張プラグインに渡すファイル名に関しては、メモリストリーム機能は適用されませんので注意してください。

メモリストリーム機能は、独自形式のアーカイブや暗号形式を用意してその内容を読み出して 画像として展開する場合など、特殊な場面でのみ使われることを想定したものです。

備考

ver2.6標準命令

参照