eskkservとは
eskkservはErlangで書かれたskkサーバです。
ダウンロード
リリース版は存在しません。 darcsを使って、
$ darcs get http://quasiquote.org/repos/eskkserv/
でソースを取ってこれます。
ビルド・インストール
$ chmod +x configure admin/install-sh $ ./configure $ make # make install
です。 デフォルトでは、/var/lib/eskkserv以下にインストールされます。
セットアップ
eskkserv.confの設定
etc/eskkserv.confを作成しないと動作しないようにしているので、 etc/eskkserv.conf.sampleを参考にして作成します。
辞書の作成
辞書は付属のeskkserv_mkdictを使って、 SKK-JISYO形式から Mnesia形式に変換します。
$ eskkserv_mkdict SKK-JISYO.L
でカレントディレクトリに辞書が作成されます。
デフォルトではMnesia.nonode@nohostというディレクトリが作成され、 その下にデータが入ります。出力先ディレクトリを直接指定したいときは、 オプション`--outputdir'を指定します。
# eskkserv_mkdict --outputdir=/var/lib/eskkserv/dict SKK-JISYO.L
辞書の生成にはかなり時間がかかります。 メモリファイルシステムをサポートするOSで実行しているのであれば、 辞書の出力先をそこに指定することで、高速に作成できると思います。
起動
eskkservで起動します。
$ eskkserv
辞書のディレクトリを指定したい場合は、`--dictdir'を指定します
$ eskkserv --dictdir=/var/lib/eskkserv/dict
Todo
- Server completionサポート(辞書のフォーマットを変更する必要あり)
- Windowsで簡単に起動できるように(erlservでサービスに登録することは可能らしい)
- supervisorを使うように