blosxom 雑感
しばらく更新を怠ってしまった。なんとまあサボリすぎ。
ローカルマシンにも blosxom を入れて遊んでみたので、ちょっとだけ感想。
といっても ChangeLog メモを実践している当方からの感想であり、 他の blog ツールを使ったことがあるわけではないので、眉に唾を付けて読むように。 この評価はちょっとおかしいんでないの?って人はコメントしてくださいな。
まずいいことから。
かんたん
ポン置きで使えること。これは大きい。 なにも考えずにデータディレクトリにファイルを置けばなんとかなる。
カスタマイザブル
プラグインを使えばほとんどなんでもありなところ。 blosxom 自体がかなり柔軟に作りこんであるので、 perl が書けるならルール無用である。
次はよくないこと。
プラグイン必須
上の拡張性の利点とトレードオフになってしまうのだが、 プラグインがないとクールなページとして実際機能しない。 そのためには、いろいろ探しまわらないといけない。
例えば、当方が現在インストールしているプラグインは以下のとおり。
- archives
- blox
- calendar
- categories
- cooluri
- foreshortened
- rss10
これくらいインストールしないと、まともな(プチブログ風の)ページ構成にならないのはちょっと問題である。 初心者にはやや敷居が高い。
また、perldoc の説明もいいかげんなものが多いので、 実際どうすれば動作するのかすぐにはわからない。
文書を書きおこすのが面倒
ChangeLog メモだと C-x 4 a でさっさとメモできたのだが、 blosxom だと永続的 URL にタイトルがまず入るので、 タイトルをどうするか悩んでいる間にアップロードすることも面倒になってしまう。 このページの更新が遅れるのはそのせいである、ということにしておこう;P
プラグイン同士の連携は時としてだめっぽい
プラグインとして cooluri を入れていると、 writeback をうまく動かせない。 .html と .htm のようにフレーバーを切り替えるという、やや反則っぽい手段は通用しないんだな。 ので、しかたがないからくっつき BBS を入れることにした。 どのようなウェブページの構成であっても貼り付けられる、 くっつき BBS の柔軟さはこのようなとき非常に役立つ。 ソースと設定ファイルをちょっとだけいじらないといけないけどね。 他の例を挙げると、cooluri2 を入れると calendar が動かなくなる。 ここらへんはちょっとシドイ。
perl の文法を忘れつつある当方にとって、 perl のソースを読んで修正するのは正直いって苦痛である。うーむ。
しかしなんといっても気になるのは blosxom が行指向のプロセッサであることだ。 light schemer であり、sxml 愛好家な当方にはとても気になる。 html は構造を持っているのに無視するな、である。
たとえば、head.html で
<div class='content'>
として待ちかまえておいて、
foot.html で
</div>
とするのはどうしようもなくバタ臭い(これを何とも思わない人は、私と住んでいる世界が違うのでしょう。たぶん)。 なんとかならないものか。
とまあけっこう不満が高まりつつあるので、いずれ他のツールに替えるか新規に作っちまうかもね。 とはいえ、RSS はそこそこイケてるので(EUC-JP だけど)、RSS は永続的 URI でいいかな。とも思うのであった。