日本語で abcde を使う
押し売りをしてしまったので、責任を取ってまとめ。
abcde とはコンソールベースの CD リッパー、エンコーダ。 非常に手軽に使えるので(ほとんど Enter 押すだけ)、 HDD の肥やしの大量生成を可能にしてくれる素敵なソフトである。
で、もちろん日本語での細かい事情なんて知らないので、 そのままだと日本語タイトルの CD のエンコーディングはうまくいかない。
abcde 自体はシェルスクリプトなのでまあ問題はない(SJIS なファイル名とかでなければ)。 OpenBSD だと e?grep がマルチバイトを通さないので、
# cd /usr/ports/audio/abcde # make extract # cd w-abcde-2.2.0/abcde-2.2.0 # perl -i -p -e "s/grep/grep -a/" abcde cddb-tool
-a オプションで無理矢理対応。
次は日本語 EUC で返す CDDB を ~/.abcde.conf にセット。
CDDBURL="http://freedbtest.dyndns.org/~cddb/cddbeuc.cgi"
あとは id3 の SJIS 強制変換パッチを作成したので当てる: (id3-0.12-id3.c.diff)。
これで EUC のファイル名、id3tag が SJIS の mp3 ファイルが作成されるはず。
余談だけど、id3 はジャンルに Japan Rock が存在しないので Jpop あたりで編集し直さないといかん。ううむ。